親子関係を見つめ直し、人生の課題に気づく

先日、母親と子どもが久しぶりに対面し、お互いに会えたことが嬉しくもあり、反面、どう接すればいいのか迷っている場面を目の当たりにしました。

母親は、子どもが立派に成長しているのを実感しつつも、頭の中には幼い頃の姿が残っていて、うまく受け止めきれない……。そんな感じを受けた一方で、子どもは母親のことが心配であり、ただ何をどう伝えればいいのかわからず、理解できないもどかしさが見てとれました。

彼らと接しながら、僕自身も親子関係はどうだったか、見直す機会を与えられました。今回は、親子関係について感じたことを残していきます。

親子関係とは、人間関係の基礎を育むもの

親子関係が複雑な問題に発展するのは、関係性にあるのではないでしょうか。親と子は身近な関係なので、分かり合えるという期待感が先に立ってしまいます。けれど別々の人間なので、性格は当然違うし、生きている時代や環境も異なるので、分かり合うためには、話し合いが必要です。

お互いを理解するための話し合いも、上手くいかないことも多々あります。他人であれば、冷静に理解しようとすることも、親子の場合には、身近な存在であるがゆえに「なんでわからないの?」とイライラして、感情が先に立ってしまいます。

感情がぶつかり合ってしまっては、親子に限らずとも、関係はこじれるばかり。冷静に話し合おうとするのか、自分の意見をただぶつけるだけになるのか、もしくは、意見を言うことができなかったり。親とどう関係を築くかが、人間関係の築き方に影響を及ぼしていると気づかされます。

「突き放す」ことも親子関係を乗り越える方法の一つ

僕も、最初は親に意見を言うことができない子どもでした。親に反抗することに、言われもない恐怖を感じて、口を閉ざしてしまいました。

大学を入る頃から、何をするにも問答無用でやって、後から事後報告するようになりました。むしろ報告しないことも多々あり。社会人になってからも、それが続きます。振り返ると、「ひどいなー」と思いますが、いい意味で諦めてくれたんじゃないでしょうか。

親から見れば、子どもはいつだって心配なもの。だから、いろいろと口出ししたくなります。それを受け入れてばかりでは、いつまでも親の意識下から抜け出すことができず、親の子離れも、子の親離れもできません。関係を突き放すことによって、親が僕に期待することは、ただ元気でいてくれることまで下がってくれました。

「かみさまとのやくそく」という映画

かみさまとのやくそく〜あなたは親を選んで生まれてきた〜」という映画をご存知でしょうか?

胎内記憶を持っている子どもたちを取り上げたドキュメント映画です。胎内記憶とは、生まれてくる前や母親のお腹にいた時の記憶を持っていること。中には、前世の記憶を持っている子どももいるみたい。

この映画の中では、「子どもは親を選んで、生まれてくる」らしいのです。テレビのチャンネルのように親の顔が移り変わるその中から「この親がいい」と選んでいるそうです。親を選ぶのもなんらかの縁があったり、解消するべき課題に適した人を見つけているようです。ただ残念ながら、生まれてくる時には、その課題は何なのか忘れてしまうみたいだけどね。

親とのあいだで、解消するべき課題が潜んでいる

今回、親子問題に直面したときに僕自身は、この課題を解決しただろうか?と今一度問いかけました。最近は親との向き合い方も変わり、仲良くやっているようにも思えます。しかし、表面的には仲良くやっているけれど、深い部分では分かり合えていないんじゃないか。

僕はまだ、伝えるべき言葉を伝えていないと思いました。

伝えるべきことは、何だろう?と思って、感謝の言葉を伝えることにしました。直接言うのは恥ずかしいので、メールで。

ここまで育ててくれて、ありがとう。
命を授けてくれて、ありがとう。
これからも健康に気をつけて、生きてください。
……と。

親からも返信がありました。こうしたメッセージをもらい、心の高ぶりを感じたようで、これを機に人生を振り返ってみたそうです。プライベートな部分なので、ここには書きませんが。親としてはいつまでも子どもが心配だけど、後で振り返って、悔いがないようにして欲しいと書かれていました。

たまには親子の時間を作って欲しいと書かれていたので、もう一歩踏み込んだ関係を築いていこうと思います。

新しいステージへ踏み出す

これを読んでいるあなたは、どのような親子関係を築いているのでしょうか?

  • 親に感謝することはなにか
  • 親に伝えたいことはなにか

もし伝えたい言葉が届いていないなら、親と向き合ってもらえると幸いです。子どもには、親を救う力があります。親から授かった命、ここまで育ててくれた恩、その意味を書き換えることができるのです。そして、親子関係を乗り越えることで、あなた自身にも転機が訪れます。新しいステージへ一緒に踏み出していきましょう。

皆様のカルマが解消され、魂が幸福へ向かうことを願って。

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