ヨガのレッスンで上達しない3つの理由

ヨガスタジオでレッスンを受講するのは、ヨガを上達したいからだと思います。ですが、なかなか上達できないな……と感じたことはないでしょうか?

僕はレッスンを受けているときに上達することはないと考えています。では、何を求めているかというと、新しい気づきを得ること。その気づきを身に付けるために日々の練習があり、ある時を境に変化を引き起こしてくれるものでしょう。

いま行っていることが結果として現れるのは、先のことになります。ヨガを上達するための種を蒔いていて、芽が開くように取り組んでいます。ですが、すぐに上達できないのは何故なのでしょうか?

目次

1.人間は変化を嫌う生き物

いまさら言うまでもありませんが、人間って急に変わることができません。

ヨガが上達する人に共通する5つのポイントという記事でも触れていますが、人間には「ホメオスタシス」と呼ばれる機能が備わっています。ホメオスタシスとは恒常性の維持と訳され、からだを一定の状態に保とうとする働きのことを言います。

風邪をひいても自然と風邪が治ったり、怪我をしても元の状態に戻ったりするのは、からだを正常な状態に戻そうとする「ホメオスタシス」があるから。からだの異常を感知して、私たちを守ってくれている大切な機能なのです。

ホメオスタシスは悪い状態から普段の状態へと戻してくれるので、とても良い機能と思えるかもしれません。ですが、いまの状態を保とうとすることは、私たちにとって良い状態になろうとしても元に戻ろうとします。

ヨガを上達しようとする行為も、ホメオスタシスからみれば異常が起きていると感知します。ヨガを上達するということは、変化した自分が通常であるとホメオスタシスに勘違いさせる必要があります。

2.レッスンはあくまで借り物の体験でしかない

ヨガスタジオでレッスンに参加すると、たいてい他にも受講者がいますよね。他の人と一緒にレッスンを受けていると、いつも以上にからだが動く!という経験がありませんか?

周囲の環境からの影響を、本人が自覚している以上に受けています。多くの人がいるということは、多くのエネルギーがその場に集まっているということ。そのエネルギーに引き寄せられるように、自分が思っていた限界を軽々と超えさせてくれることもあります。

その経験は、とても貴重なものです。ですが、レッスンではあくまで借り物として体験したに過ぎません。その体験をからだに刻みこむか、そのまま忘れさせてしまうかは日々の練習にかかっていると言ってもいいでしょう。

3.からだに記憶させるには、時間がかかる

スポーツを経験したことがある人であれば、基礎練習を数え切れないほど練習したことがあるはず。ある動作を何回も反復練習するのは、筋肉を鍛えることもありますが、感覚を染みこませることが重要です。

感覚を染みこませると、頭で考えるより先にからだが反応するようになります。頭で考えているうちは動きにぎこちなさが残りますし、なにより微細な動きを感じることができません。

ですが、からだで覚えるには時間がとてもかかります。ヨガのレッスンでは新しい感覚を掴むには適していますが、感覚を覚えさせるのは普段の練習で行った方が良いでしょう。

4.まとめ

ヨガを続けていると、マンネリしているのでは?と不安にかられることもあるかと思います。意識している部分やもっと良くしたい点が変わっていれば、意識してなくとも成長していると言えるでしょうし、新しい発見がなにひとつなければ変わっていないのかもしれません。

どんなことを感じたのかを記録してみるのもひとつの手。僕はヨガのレッスンで意識の確認作業をしています。自分は何のためにヨガのレッスンを受けるのだろうか?という意味を考えてみるのも大切かもしれませんね。

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