高い感覚で生きると、世界はどのように見えるのだろう。

もっと高い感覚で生きると、世界はどのように見えるのだろう。
恋をした時に「世界のすべてが輝いて見える」なんて言います。すべての自然やどんな人にも光を見出すことができると聞いたこともあり、そんな境地に達してみたいと思っていました。

ヨガを通じてそうなれたら、という気持ちも持っていましたが、インドの山奥に引きこもって瞑想する・・・なんて修行のようなイメージもあります。社会から離れるのは違うのではないかという懸念もあり、どうも違和感がぬぐえません。

ヨガには救われた思いがあります。
何もかもがうまくいかなかった時、どこに希望を見出せばいいかわからなかった時、導かれるようにヨガを始め、レールに乗るように様々なことがスムーズに進むようになりました。だから僕にとって、ヨガは特別なもの。

しかし、どこを目指して進めばいいのだろう?
その答えを見つけることは困難でした。

なにかを知るために、人生で修行している

巷を見渡せば、健康やダイエット、綺麗になりたい、精神的な癒しなど、様々な理由でヨガを勧めています。
健康に悩んでいる方がヨガで悩みが解消されるなら、それはとても喜ばしいことです。

問題は根本から解決することで解消し、また新たな問題が現れます。

例えば健康の問題から解放されたとすれば、「健康になった自分で何をするのか? 」という問いが出てきたりします。健康に生きることが人生の目的ではありません。仕事や家庭など人それぞれですが、何かを行うためには健康であることが望ましいだけ。そして何かを通じて、気づきを得ることが人生で大切だと思います。

世の中には法則があるように思えるのです。
うまくいく人は、何をやってもうまくいく。しかし、うまくいかない人は何をやってもうまくいかない。それは神様が結果をコントロールしているのではなく、その法則に従っているかどうか。その違いだと思うのです。

結果とは、世の中からの答え合わせ

物事はすべて循環しています。
例えば雨が降れば地面を水が流れ、いずれ川を流れ、海にたどり着く。太陽によって海面が温められると蒸発し、水蒸気が集まり水となり、そして雨となりまた降ってくる。。

川を下手にいじると氾濫するように、物事の一部分だけをいじるとひずみが生まれてしまいます。流れを見極めないといけません。自由とは物事の流れや法則を知り、従うことではないでしょうか。

高い感覚で生きるとは、すべてがつながっていることを実感することかもしれません。物事が循環している限り、結果は出来事の一面でしかなく、そこからヒントを得ることもできるし、警告を受け取ることもできる。

最近知ったのだけど、世界的にうつ病の人が増えており、10年間で18%も増えているそうです。これは「生き方を変えなさい」という無意識からのメッセージでしょうか。物質的に満たそうとする生き方から、精神的に満たされる生き方へとシフトしている時代を反映しているかもしれません。

「本当の自分」に気づくための生き方

ヨガの師匠たかさんがブログを始めて、こんなことを書いていました。

ヨギは「(ヨガ科学に基づく)科学的行法(伝統的な瞑想法)を行う者」「心と肉体を訓練して魂を解放する一定の段階的修行の道に従う」者。

中略

僕らは世俗の中での義務(Dharmaダルマ)を果たさなくてはならない。家族や友人などの人間関係や仕事を捨て去ることはできません。
なので、僕らが目指すのは「ヨギ」。世俗での義務を果たしながら、ヨガ科学に基づく行法を行う。
スワミもヨギも同じように尊い生き方です。
どちらも「本当の自分」「永遠の至福」に気づくための生き方。決して平坦なものではありません。

引用:ヨガ・シャラ札幌”たか”の読むヨガ「スワミとヨギ」より

この記事を読んだ時に、なにかが救われた気がしました。
なにかはわからないけど。

僕がヨガ・シャラに通うようになったのは、ヨガの奥深さを感じさせてくれたから。ヨガをすると、スッキリと心が洗われる感覚を味わえました。それを求めて通い続けると、自分自身の変化を実感し、その変化が楽しくて、ヨガをより求めました。

脈々と受け継がれるヨガ哲学に興味も惹かれていたし、知識だけではなく、実践している様子に目を奪われます。

ヨガを教えるだけではなく、暖かい食事がとれない子どもに満足できる食事を提供する「子ども食堂」を開催したり、ヨガの種プロジェクトという福祉施設などに出向いてヨガレッスンを開催したり、ヨガを通じて社会貢献を行なっているのが印象的でした。

感覚を高めるほど、世界が繋がっていく

すべてが繋がっているなら、自分だけの豊かさを追求しなくてもいい。自分が成長することにより、周りの人へできることや役立てることが増え、やがて社会への貢献となっていく。そして社会からの報酬として、天から恩恵が授けられる。

本当の自分に気づくとは、自分と向き合っていくこと。
弱さを認めること、周りの力を借りていること、自分ができることを見つけること、周りの人達を喜ばせること。反射的に動く感情を観察し、否定せずに受け入れていく。世の中の出来事はコントロールできないけど、自分の感情をコントロールすることはできる。

自らの喜怒哀楽を受け入れることができれば、相手の心の内にも同じく感情が渦巻いていることを見つけられる。そうして共感を見つけ、一体感を感じ、目の前の人と繋がっていく。それが一人二人三人と増えていき、世界が広がり繋がっていく。

すると、自分も目の前の人も、同じ生命だと思える日がくるのだろうか。
様々な出来事を我がごとのように、慈しむことができるのだろうか。

この世のすべてに愛を抱けますように。

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