ヨガを体験すると、どうなるのか?

ヨガといえば、女性がやっているイメージがあるのではないでしょうか。
ヨガインストラクターには男性の方も少なくないですし、有名なヨギ(「ヨガをしている人」という意味)はむしろ男性の方が多いかもしれません。

男性がヨガを始めるきっかけはなかなかないため、ヨガ男性の人口はまだまだ少ないのが現状です。その代わりヨガの魅力に気づくと、とことんハマる人が多いのでしょう。今日はヨガレッスンをはじめて体験した時のことを思い出してみたいと思います。

思った以上にからだが固いことに気づく

「からだが固い」とは口で言っていても、心のどこかでは周りの人もこんなもんと思っているものです。ヨガスタジオに実際に来てみると、周りの人がいろんなポーズを軽々ととっている中、からだがまったく動かないことに気付かされます。周りの人ができていることが、自分ができない状況を受け入れられない男性は多いかも。

そうした中で「あんなにからだが動くんだ!」なんて思える人は、ヨガにハマる人です。もっと自由に、もっと軽やかに動けるようになりたくて、どんどんヨガをやるようになっていくことでしょう。

心の穏やかさを感じるヒマなんてない

はじめに受けたレッスンではポーズの名前を言われても、どんな動きをすればいいのか全くわかりません。周りの方の動きを見て、それに合わせてポーズの形を真似ていただけでした。いまでこそレッスンの流れがわかるので、気持ちに余裕が生まれるようになりましたが、最初の頃なんて心の穏やかさなんて感じることもできません。

シャバーサナで深いリラックスを知る

ヨガのレッスンでは最後に「シャバーサナ」と呼ばれる仰向けに横になるポーズがあります。心の穏やかさなんて感じることもできないと書きましたが、シャバーサナでは頭の中が空っぽになって、気持ちがすっきりしているのを感じることができました。激しく運動した直後にまったく動かないシャバーサナを行うと、心地よい疲れも相まってリラックスしやすくなります。寝れそうなくらい、むしろ寝ることもありますが。

最初にじっくりとからだを動かして、そこから徐々に運動量を落としていって、最後にじっくりとリラックスを味わいます。こうしたプログラムをもともと持っているので、ヨガでは誰でもリラックスを感じることができるし、また再現することができるわけですね。

まとめ

いま考えると、男性がいきなりヨガスタジオに飛び込んだなと思います。ヨガというと、「からだが固いから、私には無理!」と尻込みしてしまう方も少なくありません。でも、からだが固いことって全然問題ではなくて、むしろからだが固いことを放置してしまう方が問題ではないでしょうか。ヨガをしていると、からだは自然と柔らかくなりますし。

意外と飛び込んでみると、からだが変わっていくことがわかります。そうすると、もうヨガの虜。ヨガの魅力に気づいてくれる人が増えると、僕も嬉しいですね。