お師匠様から頂いた、ヨガインストラクターの関係性の築き方とは

ヨガのレッスンを始めてから少し経った頃、お師匠様がかけてくれた言葉があります。その時に物凄いエネルギーを頂いた気がしました。そして、簡単に辞められないなとも。

それは、レッスン内容よりも大切なこと。自分自身の在り方についてでした。

ヨガのお師匠様のお言葉とは

お話しの発端は、最近レッスンに人が来てるじゃないかってことでした。日曜日の夜8時から60分のレッスンを受け持たせて頂いているのですが、当時はせいぜい月に1回くらいのお申込みしかありません。当然のことながら、「えっ、どこが?」って感じ。一度来てくれた人も次につながらないのでは、レッスンが未熟だと考えていました。だから、「いや、まだまだですね」とお答えしました。

そこで、お師匠様がこう仰られたのです。

ヨガのインストラクターって、最初が大変なんだよな。1回来てくれた人が、2回目以降もリピートしてくれるまでが大変なんだよな。2回目も来てくれるってことは、良かったって思ってくれたわけだ。それができるようになると、後はレッスンを受けてくれた人が増えれば、一人、二人、三人と自然と集まるようになってくるんだよな。

と。
次いで、

俺も最初はレッスン内容がよければ、人が来てくれるんだと思ってた。だから、いろんなレッスンを試してみたんだけど、でもな、レッスン内容なんてどうでもいいんだよな。どうでもいいって言ったらあれだけど、実は関係性が大事なんだよ

人前に立って、レッスンをしていると、自分が思っている以上に、壁があるんだよ。その壁をなくして、どう関係を作っていくかなんだよな。そのことに気づくまで、何年もかかったけど、それができるようになったら、ヨガのレッスンもそうだし、本業のほうでも、いい影響が出るんじゃないか。

そして最後に、

まぁ、それができるようになるまで大変だと思うけど、何ヶ月とか、何年とかかかるかもしれないけど、諦めないで、頑張れ。

と言われたのです。

未来の僕に語りかけていた

「諦めないで、頑張れ」と言われた時に、ぐわっと物凄い力を感じました。これはあくまで推測なのだけれど。何ヶ月後か、何年後かにできていることをイメージして、壁がなくなって、良い関係を築いている僕に対して、

な、諦めないで頑張れば、そうなれただろ?
だから、諦めないで、頑張れ

と未来の僕に語りかけていたように思えます。だから時間軸を超えて、ぐわっと来たんじゃないのか、と。

ヨガとは、人生の課題を解決するヒント

ヨガのレッスンを始めたのは、自分の意志というよりただ流れに乗ったようなものでした。「もっと人と関わりなさい」と言われたような気がして。ヨガは、僕を良い流れへと導いてくれたものでした。だからといって、ヨガさえやればいいとも思えないのです。

人間関係の問題は、人と向き合うことで、お金の問題は、お金と向き合うことで、仕事の問題は、仕事と向き合うことでしか解決できない。ただヨガで気づいたこと、自分と向き合って気づいたことが、巡り巡って、いろんな課題を解決するヒントになります。僕にとってヨガとは、そうしたエッセンスを伝える場となればいいと気づくことができました。

また問題と向き合うのは、とても大変なこと。問題を乗り越えるには、エネルギーを溜めないといけません。自分を整えるためにヨガを行い、エネルギーを高め、次のステージに進める力添えができたらいい。

数字を追いかけると、中身が薄くなりやすい

今回の教えは、ヨガのインストラクターだけではないと思うのです。例えば、いい営業マンは?と聞けば、「たくさん契約をとれる人」と答えると思います。

しかしながら、たくさん売上を上げること=たくさんの人を幸せにすることではないのです。(もちろん、そんな人もいる!)たくさんの契約をとるけど、クレームもたくさんあるなんてケースはざらにあるし、身近にもいました。

きちんとしたものを作ろうとすると、時間も手間も労力もかかります。クオリティを維持したまま、拡大することは難しいので、売上を見てしまうと、クオリティが犠牲になることもあります。

良い流れは少しずつ積み上げるもの

良い流れは少しずつ積み上げていくものです。しかし、すぐにやってこないので、こらえきれずに、「次へ、次へ、次へ」と急いでしまいます。そうして数字を追いかけるようになると、失われやすいもの、それが信頼関係です。

関係を深めていくためには、
・できる限りで良いものを作ろうとすること。
・人の気持ちを察して、お役に立とうとすること。
・関わった人達に貢献しようとすること。

それらを続けていると、・人から紹介されるようになったり、・継続してお願いをしてもらったり、周りの人からお力を借りられるようになります。それが、本物への道だと思うのです。一日二日で身につけられるものではありませんが、「いつまでも目の前の人と向き合いなさい」と背中を押していただいたような気がします。どうも、ありがとうございました。

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