先日、三角山で山ヨガを行いました。僕自身が登山もヨガもやっていて、どちらも「自然に還る」というテーマが共通しているように思っていました。そこで登山とヨガを組み合わせたら、どんなものが出来上がるか興味があったため、企画を立ててみました。
山ヨガのコンセプト
「Back to Nature」
自然のなかで、人間本来のエネルギーを体感する。
ヨガをしている人に、登山の面白さを知ってもらえるように。
登山している人に、ヨガの魅力を気づいてもらえるように。
実際に考えていくと、山のなかでヨガをやる必然性はないように思えました。「山のなかにあるものを活かして、ヨガで遊ぶことはできないか」と方向性を変え、ヨガスタジオとは違うプログラムを組んでみました。
山ヨガのタイムスケジュールとプログラム
山ヨガをやった感想
山のなかで行うヨガは心地よい
鳥のさえずりや木々の揺れる音を感じながら、意識をヨガに集中していくのはとても心地よい時間でした。山のなかはエネルギーが高まったり、浄化されやすいのではないかと思います。
虫除け対策は必須
じっとしていると虫が飛び回って、動かないポーズを行うのはほぼ無理。意識を集中させるどころではありません。
参加者同士でポーズを組み合わせるのはアリ
今回は広めのブルーシートを用意して、ヨガマットの下に敷いてもらいました。ヨガのポーズを何人かで組んで行いましたが、ブルーシートがあるから移動しやすかったようです。ひたむきにヨガをやるよりも、遊びの要素を取り入れた方が参加者同士の交流にもつながりますし、開放的な空気も活かせる気がしました。
山ヨガは、ヨガの新しいかたち
山ヨガで得られるものは、ヨガスタジオとは異なるように感じます。動きのあるポーズを取り入れた上で、「からだを動かしたけど疲れが残らないし、むしろスッキリしてからだを動かしたくなるくらい」みたいなプログラムを目指してみてもいいかもしれません。だからといって、ヨガというゴールを見失ってはいけないとも感じます。ヨガで目指している姿をしっかりと意識しないと、ヨガも登山もどちらも中途半端な企画になってしまいます。山でヨガをやることの意味を見つけ、それを活かしたプログラムにしていきたいものです。
登山者に対するヨガのアプローチ
登山者にヨガに興味を持ってもらうために、登山の合間にできるヨガプログラムを作ったみたいですね。ヨガを実感するというよりは、疲れをなくすためのプログラム。登山した翌日に疲れがあまり残らなかったり回復が早かったり、ヨガってすごいねとわかってもらえる機会にしたいところです。そこから実際にヨガを体験してもらえるような流れを作ることを意識したらいいのではないでしょうか。
次回は、四季を感じる山ヨガ
10月中旬を過ぎると札幌にも紅葉が訪れますので、紅葉のなかで山ヨガをやるのはいかがでしょうか。紅葉のなかで、山の空気を味わいながら、ヨガで癒され、温泉に浸かってリラックス。候補として定山渓の山を考えているので、温泉付きの癒し満載のイベントにできたらいいかなと思います。