基本のポーズ「太陽礼拝」のやり方や効果を解説!

基本のポーズ「太陽礼拝」のやり方や効果を解説!

2015年6月5日

ヨガの基本ホーズと言われる太陽礼拝のポーズ。
太陽礼拝の名前の通り、太陽に向かう礼拝の動作を12の姿勢からなる一連の動きで連続的に行います。

呼吸に合わせてリズミカルに全身のストレッチ運動を行うため、ヨガレッスンのはじめにウォームアップとして、クラス全体のベースとして取り入れられます。まずは太陽礼拝のポーズをしっかりと覚えましょう。

太陽礼拝のポーズの効果

前屈や後屈など全身をくまなく使用するので、硬くなった関節や筋肉の柔軟性も高まります。
基礎代謝の向上にも効果があるため、ウエストの引き締めも期待できます。

  • 全身の筋肉強化
  • カラダの歪みを解消
  • 血行促進や冷え性の解消
  • 自律神経の調整

太陽礼拝のポーズのやり方

少し古い動画になりますが、ひとつ一つの動きが丁寧で参考にしていました。

1.山のポーズ

山のポーズ

マットの前方で両足を合わせて立ち、均等に体重のバランスを取ります。胸を広げて肩甲骨を引き寄せながら、すっと力を抜きましょう。

2.両手をあげたポーズ

両手をあげたポーズ

息を吸い込みながら、腕を横に伸ばして天井まで持ち上げます。
上まで伸ばしたら、手のひらを前方に。
慣れてきたら少し上を向いて背中を反らせながら、胸を持ち上げて上半身を少し後ろに傾けていきます。

3.前屈のポーズ

深い前屈のポーズ

息を吐きながら、カラダをふたつ折りにしていきます。胸を太ももに近づけて、腰ではなく、足の付け根から曲げるのを心がけてください。
カラダが硬い方は足元にブロックを置くか、膝を曲げてもかまいません。

4.半分の前屈ポーズ

半分の前屈ポーズ

息を吸いながら、カラダを少し起こします。
背中をまっすぐ伸ばしながら視線を前に向けます。

5.板のポーズ

板のポーズ

息を吐きながら、腰を前に曲げてカラダをふたつ折りにしていきます。腰からではなく、胸を太ももに近づけて、足の付け根から曲げるのを心がけましょう。
カラダが硬い方は足元にブロックを置くか、膝を曲げてもかまいません。

6.四肢で支えるポーズ

四肢で支えるポーズ

息を吐きながら、あご・胸、膝を床につけていきます。
腰を浮かせて、くの字のように少し腰を反らせていきます。
慣れてきたら、

7.上を向いた犬のポーズ

上を向いた犬のポーズ

息を吸いながら、胸を前にスライドさせて、視線を天井に向け背中を反らします。

8.下を向いた犬のポーズ

下を向いた犬のポーズ

息を吐きながら、両手と両足を伸ばして、お尻を斜め後ろに向かって伸ばしていきます。かかとをできるだけ地面に近づけます。
背中が丸くなってしまう時には膝を曲げてもいいので、背中を伸ばすことを意識しましょう。

9.半分の前屈ポーズ

半分の前屈ポーズ

息を吸いながら、両足を揃えて顔を前に向けます。
背筋はしっかりと伸ばして。

10.深い前屈ポーズ

深い前屈のポーズ

息を吐きながら、カラダをふたつ折りにして前屈を深めます。
肩と首の力は抜いて、上半身はリラックスしていきましょう。

11.両手をあげたポーズ

両手をあげたポーズ

息を吸いながら、両手を天井に向かって伸ばします。
少し上を向いて背中を反らせながら、胸を持ち上げて上半身を少し後ろに傾けていきます。

12.山のポーズ

山のポーズ

息を吐きながら、両手を胸の前で合わせて合掌します。

太陽礼拝のポーズにオススメな音楽

レッスンで流していると、太陽礼拝の数をこなすごとにエネルギーが満ちてくるのを感じます。

Jai Uttal『Sita Ram』

太陽礼拝のポーズの数え方は?

太陽礼拝のポーズでは、前屈のポーズの後に「右足から」「左足から」動き出す2パターンがあります。
右足で1回、左足で2回…とそれぞれ数えず、右左合わせて1セットとカウントすることが多いです。

練習の目安としては、3セット〜5セットです。
初心者の方は3セットをこなすと息が上がる方も少なくありません。慣れるまでは無理せず、少しずつカラダを慣らしていきましょう。

ポーズ名太陽礼拝のポーズ
英語表記Sun Salutation
サンスクリットSurya Namaskar(スーリヤ・ナマスカーラ)
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