スッキリと目覚めるために!鼻うがいの効果とは?

以前だいぶ根を詰めて、仕事をしていた時期がありました。自分でも疲れているって自覚できるほど、からだから湧き上がってくるエネルギーというか、生命力みたいなものが枯渇していました。その時は早く休みたいって思っていたんです。

ですが、ふと疑問に思いました。
これからも仕事やプライベートでも、頑張らないといけないタイミングがやってきます。今回は仕事が終われば休むことができましたが、仕事が終わらなかったら休むことができませんし、まだまだ頑張りたいと思っても、エネルギーが足りないのでは頑張ることができなくなってしまいます。

風呂桶に水を汲んで、すぐに流してしまうような体調管理では限界があると気づかされました。常にエネルギーにあふれるような毎日を送ることはできないのでしょうか。疲れを溜めないように意識すること、そして疲れてもデトックスする方法は、世の中にはたくさんありました。スッキリと目覚めて、エネルギッシュに生きることは不可能ではありません。

今回ご紹介する鼻うがいは、その方法のひとつ。
精神的に疲れていても、頭がスッキリとして意識がクリアになります。眠る前に鼻うがいをするだけで、目覚めた時の爽やかさも断然違いますよ!

1.鼻うがいとは

鼻うがいとは、生理食塩水で鼻のなかを洗う作業のこと。
生理食塩水は、1リットルにつき9g程度の塩を混ぜた約0.9%の食塩水になります。これが鼻水を同じ濃度みたいで、鼻の中の環境を乱さないように配慮しています。

鼻うがいをすると、鼻の中の粘膜に付着している花粉・ホコリ・菌などアレルギー物質の抗原体を除去することができます。また鼻の奥にあるBスポットと呼ばれる場所を洗浄できます。

1-1.鼻うがいに必要なもの

ミネラルウォーターか、浄水器を通した水を使用すること。
水道水は使わないように。

精製塩ではなく、天然塩のものを使うこと

生理食塩水を入れるボール

毎回決めたボールで、同じ容量にすると塩の計量が楽になります。

大さじ、中さじ、小さじなどの計量スプーン

毎回計量すると大変なので、500mlには小さじ一杯というルールをつくるとやりやすい。

やかん

水が冷たい場合には、人肌まで温めるために使います。
熱しすぎると火傷するので注意。

1-2.鼻うがいをする際の注意点

水道水では行わない

水道水や自然の湧き水、雨水には、水に含まれている微生物や残留塩素によって、鼻の粘膜に異常をきたす恐れがあるので、鼻うがいには使用しないでください。過去には水に含まれていたアメーバに感染し、死亡した方もいるようです。
僕は浄水器を通した水を使っていますが、ミネラルウォーターを用意するのが良いでしょう。水道水を煮沸するのも手だと思いますが、手間がかかるのでオススメはしません。

塩は精製塩を使わず、天然塩のものを使うこと

精製塩には防湿剤として、水に溶けない炭酸マグネシウムが使われています。鼻の奥に塩水が残ることもあり、塩が溶けないのはあまり身体に良くないのではないかと思っています。

1-3.鼻うがいのやり方

鼻うがいには、2つの方法があります。
鼻から鼻へ」と流すやり方と「鼻から口へ」と流すやり方です。

ここでオススメするのは、鼻から口へと流すやり方。
鼻から鼻へと水を流すやり方では、鼻腔の奥にあるBスポットを洗浄することができないからです。

姿勢

鼻うがいをする時は前掲姿勢で、下を向いてやること。
頭を上げると、耳が痛くなったりします。

水を吸うのは、片鼻ずつ。

水を吸う時は、必ず片方の鼻を手で閉じて行ってください。片方の鼻を閉じて水を吸うと、鼻の奥に水が流れていき、鼻と口がつながっている部分から口へと流れていきます。息が苦しくなったり、口に水が溜まったら吐き出します。

コツとしては、ゆっくりと吸うこと

水を一気に吸おうとすると、鼻がツーンとします。
水が鼻のなかに徐々に侵入してくるのを感じるように、そっと吸っていきます。苦手な方は、息を吸う時になるべく緩やかに息を吸う練習をしてみるといいと思います。

終わった後は、よく鼻をかむこと

鼻の奥に塩水が残っているので、頭を左右に振りながら、片鼻ずつよく鼻をかんでください。意外と奥まで水が入り込んでいて、後から垂れてくることがあります。注意しないと、僕みたいにはなたれ小僧になりますよ。。。

2.まとめ

以前とあるメルマガで鼻うがいがオススメされていました。半信半疑で試してみたところ、鼻がツーンとしたり、生理食塩水を用意するのが面倒くさくて、結局続けませんでした。

最近そのメルマガで再度オススメしていて、なおかつ文章に熱が込められていて、やってみたいと思ってしまいました。結果はこの通り。とても頭がスッキリとして、日中の仕事にも集中できている気がします。

毎日を充実して過ごすためには、自分がどのような状態であるのか観察して、整えてあげる必要があります。鼻うがいは疲労回復にもつながりますので、注意点を守ってうまく取り入れてみてください。