「ヨガが上達したいなら、毎日継続してやりましょう」
これはよく言われることです。
僕は以前まで成長することは、大きく変わることだと思っていました。劇的な変化を求めて、いろんな方法を試してはやめていて、3日坊主にすらなれないような人間でした。ですが、ヨガを毎日行っているうちに身体が自然と変わっていることを実感しました。
日々の小さな行動が、大きな変化をもたらすことを学びました。ここではヨガを続けるために、気をつけているポイントをご紹介します。
1.できる範囲内で続けること
忙しいのであれば、毎日5分だけ取り組むのもいい。できるポーズが少ないなら、できるポーズだけやりましょう。
僕は最初の頃、太陽礼拝のポーズだけひたすら取り組んでいました。太陽礼拝のポーズしか知らなかったこともあるし、基本のポーズだからきちんとできるようになりたかった。『参考:ヨガを上達したい人は、太陽礼拝のポーズだけやればいい』
正直、物足りないと感じるかもしれません。でも、物足りないくらいがちょうどいいのです。できることが増えると、あれこれと手を出してしまいます。すると、時間的にも労力的にも大変だと感じる時が生まれてしまいます。それを乗り越えようと頑張る気持ちはいいこと。意欲があるときは続けられますが、疲れている時や忙しい時には辞めてしまう口実にもなります。
腹八分目に抑えておきましょう。物足りない気持ちが、明日もやりたい気持ちへとつながります。
2.自分なりのテーマを見つける
何ができていなくて、何ができるようになりたいのか。
問題意識を振り返ることも大事です。
・膝頭を引き上げたり、
・太ももの付け根をお腹に引き寄せたり、
・肩甲骨を下ろしたり、
いろんなポイントを意識しながら、ヨガのポーズを取ってみましょう。
身体が思ったように動かせないのは、自分が意識できていない部分があるからです。認識と現実がズレていることもあるし、そもそも意識できていないこともあります。できていないと感じていたところより、別のところに問題が潜んでいることもあります。
問題を乗り越えることができるのは、課題を正しく解消できた時。一発で突き止められることもなかなかないので、様々なアプローチを考えて、試してみることをお勧めします。それがいつか、あなたの引き出しへと変わります。
3.テーマを見つけるために学ぶ
テーマを見つけるのは、レッスンが一番です。youtubeで動画を見たり、本を読んだりすることもいい。
ヨガの先生の言葉には、たくさんのヒントが潜んでいます。
・丹田に意識を集中して
・指先までピンと伸ばして
・肩甲骨を引き寄せて
・眉間に意識を集中
など、できているようで、できていないことがありませんか?
素直に先生の言葉に従ってみましょう。その時いままで違う感覚が得られたら儲け物。家に持ち帰って、毎日実践してみるのです。例えばヨガのレッスンに週1回通っているとしたら、次のレッスンまで1週間の時間があります。それまで違う感覚を意識しながら練習してみると、なんとなくでも、自然とできるようになります。
その状態で次のレッスンを受けてみてください。いままで気づかなかったことに意識を向けることができたり、動かないと思っていた部分まで動いたりします。
そうやって自分が意識できるポイントを一つ一つ増やしていくのです。それがあなたに新しい発見と変化をもたらしてくれます。
なぜ人は簡単に変われないのか
人間は変化することを本能的に恐れています。変化することは危機的状況に陥る可能性もあるため、安全な状態を守ろうとする本能を持っています。ですが上達することは、変化することです。なかなか変わることができないのは、本能に屈してしまっているのです。
変化するためには、本能を乗り越えないといけません。毎日続けることは、本能的には異常な状態だと認識されます。ちょっと続けているだけではすぐに元に戻ってしまいますが、それがずっと続くと、異常な状態が当たり前のことだと認識を改めるタイミングが訪れます。
ある時を境に、急激に上達したことがあるかもしれませんが、それは本能が上書きされたからです。上達するために、過剰な決意は必要ありません。ちょっとの努力を毎日続けるだけでいいのです。ぜひ無理をしない範囲でヨガを取り入れてみてください。
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今後の内容の参考、改善に活かしたいと思いますので、
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